ご利用の皆様へ/ご利用確認

この先は、化粧品または美容業界の関係者並びに
その関連の業務に携わっておられます方を 対象にしたページとなります。
一般の方への情報提供は目的としておりませんので、ご了承ください。

あなたは化粧品または
美容業界の関係者ですか?

それはビタミンCを超えたビタミンCiVC<sub>®</sub> It’s beyond Vitamin C.

3つのiから生まれた奇跡

  • intelligent
  • innovative
  • impressive

「iVC®」は、成和化成の
独自特許技術により開発された
高付加価値な次世代ビタミンC誘導体
です。

成和化成の独自特許技術

iVC®は、酸化によって壊れやすいビタミンCを誘導体化することで安定性を高め、
安心して化粧品に配合できるようにした成分です。
ビタミンCとしてのメラニン産生抑制やコラーゲン産生促進などの生理活性に加えて、
iVC®にしかないユニークな機能を持ちます。
iVC®は、「グリセリルアスコルビン酸」を含む化粧品表示名称で記載される成分です。

iVC® HISTORY開発の背景

ビタミンCの効果を最大限に発揮させるためにはどうしたらいいのか。
そして、フォーミュレーターには化粧品に配合しやすく、消費者には効果を実感できる化粧品原料の新たな形とは...。
これらの思いを実現し、ビタミンCを超える原料として「iVC®」を開発いたしました。

ビタミンCの化粧品原料としての有用性と課題

有用性多種多様な生理活性効果

  • チロシナーゼ活性阻害による美白効果
  • ラジカル抗酸化効果
  • コラーゲン産生促進効果
  • 抗シワ・抗シミ・抗タルミ
  • 皮脂抑制・抗ニキビ・赤ら顔改善・抗炎症

課題安定性と官能特性

  • 生理活性効果の安定性 (経時的な分解)
  • 保存安定性(着色 、着臭)
  • 製剤安定性
    (ジェルの減粘、クリームの分離)
  • 官能特性(べたつき、乾燥、キシミ)

ビタミンC誘導体の誕生とその変遷

ビタミンCはその有用性から化粧品に多く使用されています。
しかし、化粧品への配合には課題があり、その有用性を十分に発揮することは困難でした。
そんな課題を解決するために、これまでさまざま誘導体が開発されてきました。

1960s

  • ステアリン酸アスコルビル
  • ジパルミチン酸アスコルビル

1980s

  • パルミチン酸アスコルビル
  • リン酸アスコルビルマグネシウム
  • アスコルビン酸硫酸2Na

1990s

  • 3-O-エチル-L-アスコルビン酸
  • パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na
  • テトラヘキシルデカン酸アスコルビル
  • アスコルビルグルコシド
  • アスコルビルリン酸Na

2010-

  • グリセリルアスコルビン酸 (iVC®)

ABOUT iVC®特長

innovativeそれは革新的なビタミンC

世界的に認知度の高い美容成分「ビタミンC」を、
成和化成の独自特許技術により誘導体化することで誕生。
革新的なアイデアで生まれたオリジナル成分が、「iVC®」です。

オリジナル特許成分

特許第4681670号において、新規アスコルビン酸誘導体の特許を取得しており、成和化成だけが製造可能です。
「iVC®」の研究結果は国際学会や学術論文で発表。
現在も成和化成では積極的に学会で発表を行っており、常に最新知見を探求しています。

2012
IFSCC 2012 Congress(南アフリカ/ヨハネスブルグ)
2013
ASCS 2013 Conference(インドネシア/バリ)
IFSCC 2013 Conference(ブラジル/リオデジャネイロ)
2014
J.Soc.Cosmet.Chem.Japan.
IFSCC 2014 Congress (フランス/パリ)
2015
ASCS 2015 Conference(オーストラリア/ケアンズ)
IFSCC 2015 Conference(スイス/チューリッヒ)
J.Soc.Cosmet.Chem.Japan.
2016
IFSCC 2016 Congress(アメリカ/オーランド)
J.Dermatol.Sci
2017
IFSCC Conference 2017(韓国/ソウル)
Int. J. Cosmet. Sci.
J. Cocmet Dermatol
2018
IFSCC 2018 Congress(ドイツ/ミュンヘン)
Biol Pharm. Bull.
J.Soc.Cosmet.Chem.Japan.
2019
14th ASCS Conference & 3rd IPCE Conference(中国/香港)
IFSCC 2019 Conference(イタリア/ミラノ)
2020
4th IPCE(オンライン)
IFSCC 2020 Congress(日本/横浜~オンライン)
2021
IFSCC 2021 Conference(メキシコ/カンクーン~オンライン)
2023
日本ビタミン学会第75回
IFSCC 2023 Congress(スペイン/バルセロナ)
2024
IFSCC 2024 Congress(ブラジル/イグアス)

intelligentそれは高付加価値なビタミンC

一般的に美肌成分としてよく知られているビタミンC。
成和化成では、あくなき探求心から研究をすすめることで、
その有効性を高め、さらにこれまでのビタミンCにはなかった、
生理活性機能、ビタミンCでは考えられなかった機能を付与
することに成功。
知名度と高付加価値を兼ね備えた新たな成分が、「iVC®」です。

「iVC®」は、ビタミンCの機能を
より強化

「iVC®」は、ビタミンCでは考えられなかった
機能を発揮

impressiveそれは感動を与えるビタミンC

「iVC®」は、これまでのビタミンCでは作ることさえ難しかった処方を安定に調製することが可能です。
感触面においては、ビタミンC特有のキシミ感がなく、
しっとりとした使用感を与えます。
フォーミュレーターも消費者をも満足させることができる成分が、「iVC®」です。

無限の可能性を秘めて

「iVC®」は、安定な高配合美容液やジェル、クリーム処方が調製可能です。
通常のビタミンCやビタミンC誘導体を配合した処方では、経時的に、着色、粘度低下、分離、残存率の低下などが見られますが、
「iVC®」配合処方は、高い安定性から、乳化物の分離を起こさず、粘度や透明性を維持することができます。

高配合美容液残存率・着色の実験

残存率・着色の実験の画像

透明ジェル残存率・減粘の実験

残存率・減粘の実験の画像

クリーム分離の実験

分離の実験の画像

優れた使用感

「iVC®」は、使用感のよい処方が調製可能です。
どんな処方にも容易に配合することが可能な上、ビタミンC特有のキシミ感がないので、肌に塗り広げやすく、なじみやすい、さらにべたつかないクリーム処方の開発が実現可能です。
「iVC®」は、高い有効性を使用感を維持したまま発揮することができるので、消費者を満足させる製品作りに貢献します。

グラフ

iVC® LINEUPiVC®製品ラインアップ

それぞれ異なる機能やユニークな特長をもっており、様々なニーズに応えることが可能です。各製品の詳細は、下記よりご覧ください。


それぞれの製品は「ビスグリセリルアスコルビン酸」、「3-グリセリルアスコルビン酸」、「グリセリルアスコルビン酸」、
「ヘキシル3-グリセリルアスコルビン酸」、「ミリスチル3-グリセリルアスコルビン酸」、「3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸」、
「セチル2-グリセリルアスコルビン酸」の表示名称で、化粧品の全成分表示に記載されております。